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2019年09月26日

コンテナ四方山話:5

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自身がトラック運転手であったマルコム・マクリーンは、「マクリーン・トラッキング」という運送会社を設立し、全米第2位の陸運会社に成長させました。しかし、米国の商業輸送業界は、州際通商委員会(Interstate Commerce Commission :ICC)という組織が取扱貨物、走行ルート、運賃や新規参入などあらゆる点で厳しい制約を強いており、マクリーンはそれに嫌気がさしたのでしょう。そのため、陸運に見切りをつけ海運業への進出を決意します。そして、自身の会社を売却した資金を元手に1955年シーランドという海運会社を設立したのです。

さて、軍からただ同然で買える船に目をつけたマクリーンは、船に若干の改造を加えてRO-RO船に仕立てました。そして、最初はトレーラーごと船に載せて運んでいましたが、トレーラーの箱だけを分離すれば重ねて載せられ、もっと効率が良くなるということに気付いたのです。これが現在のコンテナ輸送の原点だと言われています。

その後、船に積んだコンテナを仕向け地の港で現地トレーラーに積み替え、そのまま客先まで運ぶという、海陸一貫輸送が実現させたのです。当初、シーランド社は35フィートコンテナを使用していましたが、海上コンテナ輸送への新規参入が相次ぎ、様々なサイズのコンテナが出回るようになってきました。そこで、米国政府が1958年から1961年にかけてコンテナの規格化に取り組み、最終的にはISOによって国際的な規格化がなされたということのようです。そのような経緯で、コンテナは爆発的な広がりを見るわけです。

 

コンテナは、世界の物流に革命をもたらした20世紀最大の発明ですが、WindowsやiPhoneのようにアッという普及したのかというと、それはとんでもない!普及の裏では大変な闘争が繰り広げられていました。

ベトナム戦争の話題からすっかり逸れてしまいましたが、普及にまつわる暗闘に触れておかなければ話は前に進めることができません。

このブログを継続的にお読みいただいている方に対して、お礼の意味を込めまして、次回をお楽しみに!

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